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開催者からのお知らせ
message from 小林武史/櫻井和寿

message from Takeshi Kobayashi

ap bank fesは、早いもので今年8回目を迎えます。
もちろん音楽が中心のイベントですが、
敢えて音楽から離れた視点で、いままでのことを振り返ってみると、
僕らがこれまで大切にしてきたことのひとつに、
「循環」というキーワードが思い浮かびます。
僕たちは環境問題や食、農、自然エネルギーの普及などを通じて、
「循環」していくサステナブルな未来の在り方を、
内外の人と繋がりながら模索してきました。

それは、大量に生産し、消費していって、
結果、ゴミやCO2が増えるという一方通行的な未来ではないでしょう。
じゃあ何をやったらいいか、というのを試しに言葉にしてみると、いろいろあります。
繋がりを感じ、肥大した欲望に溺れず、行き過ぎたことを改め、
バランスをとり、いろんな事柄に耳を傾け、等身大であること、etc、、、

でも身近なところで言うと、
いままでのap bank も、ap bank fesも、多分Mr.Childrenも、
これまで関わってくれた人達やファンの皆さんの想いとの「循環」に支えられていると思うし、
音楽というものも「循環」して、新しい息吹を取り入れ、生まれ変わっていくものだと思います。

ap bank fesは、
今年も「Fund for Japan」を掲げたうえで、
つま恋と、淡路、そして宮城の三カ所で開催し、
新たな繋がりや「循環」をつくっていきたいと思っています。

そのうえで、みなさんの日々の「営み」に寄り添っていくことに、
役立てたらと本気で思っています。
それは、大切なものは大上段にかまえたイデオロギーなどではなく
みなさんひとりひとりの息づかいが、感じられるところにあると思うからです。

そんな想いとともに
今年もap bank fesを、みなさんといっしょに素晴らしいものにしていければ。
よろしくお願いします。

message from Kazutoshi Sakurai

また争いが 自然の猛威が
安らげる場所を奪って
眠れずにいるあなたに言葉などただ虚しく
沈んだ希望が 崩れた夢が
いつの日か過去に変わったら
今を好きに もっと好きになれるから
あわてなくてもいいよ

この「to U」の言葉が、ただの綺麗ごとに終わらないように
つま恋 淡路 そして宮城で
たくさんの笑顔と歌声を重ねて
本気で今を好きになれるよう
そして人を大好きになれるよう
その小さなきっかけのひとつにap bank fesがなれたらと願っています

5月5日現在、国内で運転している原子力発電所は0基。
夏に向かっての電力供給不足が心配される今、
ap bank設立当初から発信している、エネルギー問題を
あんまり怖い顔しないで、青空の下、音楽と共に
みんなで考えていけたらいいな