2007/ 06/ 28

グッズのT−シャツは

こんばんわ!

さて、今回は、フェス、オフィシャルグッズの制作を担当している、
kurkkuの江良さんから、T−シャツの工場見学レポートをもらいました。
どこで、どう作られているのか、どんな人がつくっているのか・・
そういうのを知る事で、急にモノに愛着が湧いたりしますよね。・・単純すぎますか?

ちなみに、私は、オープンキッチンのカフェとか、レストランが好きです。
「この人がつくってるんだぁ〜」と思いながら食べるのが、うれしいんです。
この間、友達に連れて行ってもらった、クレープ(ガレット?)屋さんがお気に入りです!

                        瀬戸真由美

さて、江良さんからのレポートです
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飛行機で鹿児島までヒトッ飛び。
オフィシャルTシャツ製造をお願いしている理喜さん、
大一捺染さんの工場へ、エコ見学ツアーに行ってきました。

pic1.JPG

今年のTシャツはオーガニックコットンで作られています。
中国新彊で育てられた、3年間以上殺虫剤や農薬を
使わないで作られたコットン糸から、布を織っていきます。

pic2.JPG

地球上で使われる殺虫剤の25%、農薬の10%がコットンの栽培に
使われていると言われています。オーガニックコットンを使うことで
農薬による労働者の健康への影響や、生態系への影響を改善していく
ことができるのです。

こうして織った布を漂白して、色を染めていくのですが、
この漂白行程もエコ配慮を。
漂白には”塩素”が使われることが多いのですが、排水が生態系に与える悪影響や、
労働者の身体に及ぼす悪影響が懸念されています。この工場では、
漂白に”過酸化水素”を使うことで、環境への影響を最低限に押さえて生産しています。
pic3.JPG


また染色やプリントをした後の排水処理も大切です。
染め終わった染液は、何度も濾過され、何層にも沈殿され、
余分な油分を排水から取り出します。この染料のカスは、
粉末となり産業廃棄物として焼却処分されます。
最近は、この染料をセメントの原料にリサイクルする研究も進んでいるそうです。


pic4.JPG
Tシャツって身近に何気なくあって、毎日着ているのに。。
農薬とか、排水とか、いろいろ気をつけないと、自分では思ってないのに
地球を汚してしまうことがあるんだと思いました。

思ってないのに、ってところがコワいなあ、と思います。
このTシャツが、ちょっと思ってもらえるキッカケになれば!

えら

from:ecorepoblog 2007/06/28 22:08

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