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ライブエリアのエネルギーについて
ヤマハ株式会社は、ヤマハ株式会社が所有するヤマハリゾート「つま恋」での ap bank fesの開催をきっかけに、2007年から、日本自然エネルギー株式会社より「グリーン電力証書システム※1」を導入し、「つま恋」での音楽イベントで必要とされる電力などにグリーン電力を活用していくことになりました。
グリーン電力の導入によってつま恋では、年間50万kWh、約230トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込まれています。
これによってap bank fes '08のライブエリアのエネルギーは静岡市内(中島浄化センター内)の風力発電※2施設「風電君」で発電されたグリーン電力によってまかなわれるものとみなされます。

フードエリアのエネルギーについて
フードエリアで使用される発電機、オフィシャルツアーバス、掛川駅〜つま恋間で走行するバスの燃料に、使用済みのてんぷら油などの廃食油をリサイクルすることで作られた、バイオディーゼル燃料※3を使用します。


※1)グリーン電力証書システムとは・・・
自然エネルギーからの電力は、原油や天然ガスなどの化石燃料から発電する従来の電力にくらべると、CO2などの温室効果ガスの排出をしないことから、地球温暖化防止や枯渇しないエネルギーであるといった価値(環境付加価値)をもっています。そこで、環境付加価値の部分だけを取り出して、消費者に販売するしくみが考えられ、この環境付加価値を「証書」として販売するものが、グリーン電力証書です。自然エネルギーを直接利用できない企業・団体・イベントでも、グリーン電力証書を購入することにより、CO2削減などの環境保全に取り組める他、自然エネルギーの促進にも貢献することが可能となります。

※2)風力発電とは・・・
自然の風の力を使って、主に風車で発電します。風を受けてブレード(羽根の部分)が起こす回転運動を使って発電機が作動します。世界での普及率はドイツが一番で、日本でも現在、各地で建設が進んでいます。風車は、個人や家庭用の小型風車も発明されていますが、大型で一度に大きな電力を生み出すものを自治体や市民の団体がお金を出し合い共同で建てるケースが増えてきています。

※3)バイオディーゼル燃料とは・・・
バイオディーゼル燃料は、植物性の廃食油、菜種油、ひまわり油、大豆油、コーン油を精製することでできる植物性燃料(バイオマス燃料)です。軽油と同じ扱いができるので、トラックや、発電機など軽油を燃料とする機械に改造なしで使えます。また、植物は成長過程で光合成により吸収した二酸化炭素(CO2)を焼却されることで発生するので、燃料として使用することは地球上の循環の中で見ると大気中のCO2を増加させることにはならないので、結果、植物性燃料を使う事は、地球上のCO2増加を抑制することができます。近年、原油価格の高騰にともない、注目のエネルギー源のひとつとなっています。その一方で、コーンや大豆など食用の作物からもつくることができるので、食用ではなく燃料用につくる農家がふえ、食糧問題につながるという懸念がされているのも事実です。
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