「勉強」と聞くと腰が引けてしまうところもあるのですが、
例えば、大きな問題が一つあっても、人によって捉え方も違うし、
そこを打開していくためのアプローチも違います。
参加者には若い人も多く、みんなで情報をシェアして、
アイデアを出し合っていくのは、意外と楽しいものなのです。
いろいろな意見を聞くたびに、世の中にある問題は、
ポジとネガの2面だけでなく、いろいろなことが絡み合っているのだなあと
実感します。かと言って、そこで諦めてしまうだけでは面白くない。
答えがあることではないのですが、
ap bankとして何ができるのか、何を伝えられるのかを常に考えてしまいます。
今回のeco-resoミーティングは、ap bank fesの会場につくるeco-resoブースを
どう構成していくかがテーマでした。「自然との共生」「持続可能なエネルギー」
「地球市民」の3つのテーマでブースをつくる予定です。
去年は食やゴミやエネルギーという身近にあることから
その先につながっている自然や環境のことを知ってほしいという思いで、
直接的には、「環境問題」に触れなかったのですが、
もっと環境のことを知りたい、そこから先のアクションを起こしたいという
声も多く、勇気をもって(!?)こういうブースをつくってみることにしました。
つくるからには、来場してくださる方に、今ある問題も知って欲しいし、
ポジティブなムーブメントが、日本の、世界の各地で起こり始めていることも
きちんと伝えたい。
今回のミーティングに参加してくださった文化人類学者の竹村真一先生も
おっしゃってくださったのですが、
来てくださる方の想像力に訴えかけて、その先につながるような
展示になるといいのですが。
現在、スケジュールと戦いつつ、試行錯誤しているところです。
どんなブースになるのか、みなさん、見に来てくださいね。
ミハラ