Bank Band with Great Artists
MINMI

MINMI

「続きまして、夏のフェスにぴったりのこの方。元気で、パワフルで、踊れるからね! 紹介します――」と櫻井和寿に誘われて、麦わら帽子&水玉模様のワンピース姿でMINMIがオン・ステージ!
タオルを高々と掲げて現れた彼女を、お客さんは元気いっぱいにタオルを回して迎える。
そのMINMI、冒頭の「シャナナ☆」の歌詞を「♪ap bankで出会った奇跡は 果てしない幸せを呼ぶ」とフェス仕様にアレンジ!
そして、次の瞬間には会場中が「♪シャナナナナナナ~」の大合唱!
「調子どう!? 前も後ろも、右も左も、さぁ一緒に歌えー!!」と、とにかくパワフルなMINMIだが、お客さんも負けちゃあいない。
会場の最前列から最後尾まで、幾千のタオルが回る!回る!!
開始わずか数分で、ものすごい一体感と高揚感が生まれているのだ。
「ここに来ることも、櫻井さんに会えることも、小林さんに会えることも、イチ音楽ファンとして夢でした。めっちゃ嬉しい!! 夢って叶うよね? 叶えてね、みんなも! 伝染しろ! ハッピー菌おすそわけ!(笑)」と、ブレイクでも饒舌なMINMI。
震災後に書かれた、まだリリース前の新曲「レクイエム~ふるさと」では、小林武史のピアノ独奏をバックに歌い出すMINMI。
そこに込められたのは、二児の母でもある彼女の、とてつもなく大きくて、強い愛だ。
「この瞬間、めっちゃ幸せに感じてます。もっとみんなに近づいて帰りたい! OKですかap bank!?」と呼びかけて、最後はMINMI屈指のダンス・ナンバー「ハイビスカス」で再びクライマックスへ!
「最後まで楽しんでください! つま恋のみんな愛してます!!」と投げキッスを届けて降壇したMINMI。
「音楽は知ってたんだけど、ステージ初めてみたんだ……こんなスゲぇと思わなかった!」と櫻井も驚きを隠せないほど、痛快かつエネルギッシュなステージだった。

M1.シャナナ☆
M2.レクイエム〜ふるさと
M3.ハイビスカス

(奥村明裕)