ap bank fes'08スタッフブログ

2008/ 06/ 26

リハーサル4日目 選曲/出演順に関して

こんにちは。
今朝はめっきり冷えましたね。
皆様、体調には充分気をつけてください。

今年で4回目を迎えるap fesですが、
ライブステージのアーティストの出演順・曲目に関して、
「どうやって出順を決めているの?」とか、
「演奏楽曲はどのように決めているの?」という素朴な疑問を持たれている方も多いかと思います。

特に演奏楽曲に関しては、シングルになっていないアルバムの曲や
そのアーティストがライブで一度も演奏していない曲も含まれているので、
当然の疑問ですよね。

今日はそれに少し答えてみたいと思います。

まず、参加アーティストが決まった時点で、
そのアーティストのリリースされているアルバム及びシングルをスタッフがすべて聴きます。
必要ならば実際にライブを観に行かせて頂いたり、
新曲のデモ段階のモノを頂いたりもします。

そしてある程度絞り込んだ段階で、
小林・桜井・Bank Bandの主要メンバーで集まり、
選曲ミーティングを行います。


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ここで、各アーティストの魅力を最大限発揮できる要素を考えつつ、
各アーティストのシングルのA面だけではなく、カップリング、アルバム曲も行ったり来たりしながら、
緩急や男女のバランス、様々な事を考慮しながら出順・構成:曲順を決めていきます。

各自楽器を持ち寄り音を実際に出しながら、アレンジの大体の方向性もここで決定します。
「ap fes」というひとつのアーティストのライブを構成していく感覚です。

当日の流れをイメージし、アーティストの個性を上手く引き立てながら、
お客さんを飽きさせずに楽しんでもらう構成を時間をかけて考えます。

その課程でアーティストのマネジメント、ご本人ともやり取りをしながら、
出順、曲順を決定していきます。

それをリハーサルスタジオに持ち込み、フルメンバーでアレンジの方向性を確認しながら、
1曲1曲丹念にリハーサルしていきます。
時には、原曲と全くかけ離れたアレンジになることもあります。
その後ゲストアーティストの皆様を迎え、本番に向けて最後のツメを行います。


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ざっとこんな感じで全体の流れが決定されます。
そうして決まった構成に、無駄な要素は全くありません。
すべて、意味のある時間です。
文字通り、Bank Band、Great artisits、そしてお客さん皆さんで作るステージなのです。

今年もハンパないですよ?
スゴい事になってます。
毎年リハ時に思いますが、
一度お客さんとして客席から全部見てみたいです。

今年もよろしくお願いします。

団野


from:fromstaff08 2008/06/26 17:54