2007/ 07/ 21

7月21日　7月20日

7月21日

広島にいます。昨日までのつま恋のap fes撤去作業からうって変って
また素晴らしい音楽の中に埋もれております。
SETSTOCKというイベントに来ているのです。
レミオロメンとSalyuと一緒に来ました。
こちらはうらやましいほど晴れています。完全に夏です。
昨日したためたap bank fes’07の終了のお知らせも致します。

モリマサシ

7月20日

つま恋にいます。本日は撤収作業最終日です。
すでに今年のap bank fes’07が思い出になりつつある方もいらっしゃることと思いますが、こちらでは最後の仕上げに取り掛かっております。
昨年のこの時期よりもゆったりとした空気が流れているのは、数日前の台風前後の余韻からか、豪雨の中で行われた昨年の撤収作業の記憶からか、それとも妙に涼かった今年のつま恋がそうさせるのでしょうか？

このap bank fesは実に多くの人が、色々な形とそれぞれの温度感で関わっていることで成り立っています。それは言ってみれば当たり前のことで、実際にフェスを制作していく過程で毎日のようにコミュニケーションの壁なんかに当たって、改めて思いなおして反省したり、フェスの制作の難しさを感じてきたのですが、今年のap fesは特にそれらのことについて今までと違う角度から考えさせてくれる大切な機会になったと思うのです。
「多くの人が、色々な形とそれぞれの温度感で関わっていること」を忘れないって非常に難しいなと思うのです。何度フェスをやっても、お金を払ってお客さんとしてフェスに参加してみても、一出演アーティストのスタッフとして参加しても、招待されて参加しても、視点を変えるとか、人の立場に立つとか、なかなか難しいことだなと思っています。忙しい時はなおさらですが、局面で「今の自分の意見ははたしてバランスが取れているのだろうか？」と悩むことも多いのです。

ボランティアの人、取材に来た人、何のイベントだか知らないがとにかくお弁当を運んで来た人、一日中同じ場所に立って関係者以外の立ち入りを禁止するアルバイトの人、ひたすらトイレの誘導をする人、ゴミの分別を促す人、オーガニック食材にこだわった飲食を売りに来た人、雑貨エリアのデザインを考えた人、ステージを作った人、ステージの進行をする人、チケットを買ってライブを見に来た人、キャンプの企画をすすめてきた人、マナーのある人、ない人、音の聞こえないエリアで仕事をする人、出演者の名前を知らない人、ごみを拾ってくれる人、キャンプを楽しみに来た人、ライブをしに来た人、バスを運転する人、普段からつま恋で営業をしている人、キリがないですが、その人数が多かれ少なかれそれぞれの人が感じたことは真実で、それらをどれだけ多く反映したものを形にできるか？そのバランスはとれたか？喜んだ人は？嫌な思いをした人は？それに正しい答とかはあったのか？そんなことを考えています。イベントを無事に成立させるために、嫌でも時間やお金やその他条件なんかは有限なので、それらを踏まえて優先順位とか取捨選択を繰り返さなければなりませんが。
とにかく終わった後は関わったすべての人に感謝したいとおもうのです。eco-reso＋、eco-reso camp、koti marketなど、初の試みをことごとく優先順位という言葉のもとに切り捨てなければならなかったのは悔しいですが一日だけでもそこにお客さんが入ってap bank fesが開催されたことを運が良かったと喜びたいです。

今年も最後まで残るのはオムニインターナショナルの荒井さんと浅利さん。
大きなものの積み込みだけでなく、きちんと最後のゴミまで確認します。

今回はかなり過酷な状況を強いられることになったオムニインターナショナルの荒井さん。お願いしづらいお願いをしたこと数知れず。本当にありがとうございます。
各セクションあっての3日目だったのです。本当に！
担当者一人代わっただけでも違う結果になっていたかもしれません。

撤収終了！　皆さんありがとうございました！

モリマサシ

from:fromstaff07 2007/07/21 23:27