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VOL.13

2018.08.03

ap bank fes ‘18ライブレポート
~7月14日 (土)前日祭~
Text :有泉智子(MUSICA)
Photo:橋本塁(SOUND SHOOTER)/高田梓(SOUND SHOOTER)/中野幸英
ap bank fes ‘18ライブレポート ~7月14日 (土)前日祭~

LEGO BIG MORL

‪live area初陣はLEGO BIG MORLが登場。「Wait?」で骨太なロックサウンドを轟かせ、最新曲「命短し挑めよ己」の後は、リリカルで美しいメロディが貫く「あなたがいればいいのに」で存分に歌力を魅せつけ、ラストはダンスビートと共にどこまでも高揚を煽る「RAINBOW」へ。歌と音の快感で見事に景色を変え、高らかに音楽祭の始まりを告げた。‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬‬

ap bank fes ‘18ライブレポート ~7月14日 (土)前日祭~
LEGO BIG MORL
M1. Wait?
M2. 命短し挑めよ己
M3. あなたがいればいいのに
M4. Ray
M5. RAINBOW

Salyu×小林武史

基本はピアノと歌のみという構成。けれどその旋律から、何よりSalyuの光溢れる歌声から、巨大な音楽が立上る。寄り添うような親密さと、真理に触れるような神秘さと。灼熱の場に瑞々しくも深遠な秘境を出現させ、時に同期も用いたダイナミックな昂揚が、歌という表現の真髄を表していた。

ap bank fes ‘18ライブレポート ~7月14日 (土)前日祭~
Salyu×小林武史
M1. HALFWAY
M2. 彗星
M3. 悲しみを越えていく色
M4. THE RAIN
M5. to U

ウカスカジー

涼風が吹き始めた会場をアッパー&ダンサブルに弾ける楽曲で灼熱に戻したウカスカジー。しなやかな強さを放つ櫻井和寿の歌とパーカッシヴなGAKU-MCのラップのコントラストと化学反応は鉄壁。新曲も交えつつ、美しい西陽に雄大な歌を聴かせた「春の歌」「mi-chi」の晴れやかな一体感が素晴らしかった。

ap bank fes ‘18ライブレポート ~7月14日 (土)前日祭~
ウカスカジー
M1. 勝利の笑みを 君と
M2. 縁 JOY AMIGO
M3. 手を出すな!
M4. Anniversary
M5. Hi-Five
M6. 言葉
M7. 春の歌
M8. mi-chi

OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND

アコギにウッドベース、バイオリンにパーカッションにドラムで、ケルト音楽を軸に多彩なルーツを縦横に紡ぎ合わせ心身弾ませる、極上の演奏。各々の衝動が有機的に連なりグルーヴを加速させてゆく。和を宿すブルージーな歌も温かな体温で届き、心地いい。

ap bank fes ‘18ライブレポート ~7月14日 (土)前日祭~

さらに終盤は小林武史&櫻井和寿を呼び込み、Mr.Childrenの「タガタメ」を演奏する特別な一幕も。そしてもう一曲、OAUの「Question」を櫻井が共に歌い上げた。真摯な言葉の数々が切に響き、音楽を通して未来を見つめるこのフェスに相応しい瞬間を刻んだ。

ap bank fes ‘18ライブレポート ~7月14日 (土)前日祭~
OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND/dt>
M1. Making Time
M2. Bamboo leaf boat
M3. *新曲
M4. 夢の跡
M5. 朝焼けの歌
M6. Thank You
M7. タガタメ w/小林武史、櫻井和寿
EN. Question

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