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おしえて!?toyomax(ap bank豊増) の日誌

病気かな? と思ったら。

おしえて!?toyomax(ap bank豊増)
2009年07月10日 20:06

監督のtoyomaxです。
気温も徐々に上がってきて、病気になりやすい気候になってきました。

CIMG1905.JPG

Q:葉に白い斑点のようなものができました。病気でしょうか?

A:おそらく「うどん粉病」です。
・われわれの環境で最も多発するのが、うどん粉病だと思います。ビニールハウスや屋上、ベランダなど、照り返しで空気が高温になり、乾燥しがちな環境では、うどん粉病になりやすいので気をつけましょう。

05297s.JPG
↑うどん粉病。

・最初、葉に白い粉がついたようになって、だんだん黄色く枯れていきます。ミニトマトでは最もポピュラーな(?)病気といえるでしょう。他にもモザイク病や斑点病などがあります。雨の日にわき芽を取ったりすると、傷口から雑菌が入って病気になりやすいので、雨の日は作業しないこと!


Q:うどん粉病になると、もう枯れてしまうのですか?

A:大半の葉が落ちてしまうかもしれませんが、
  樹勢をしっかり保っていれば、復活します。

・一度症状が出ると、あっという間に樹全体に広がってしまうので、思ったより葉が落ちてしまうことは覚悟した方がいいかもしれません。古い葉は、取り除いてかまいませんので、若い葉をしっかり殺菌して守りましょう。

CIMG1907s.JPG
↑実は、一番上の写真のミニトマトは、うどん粉病にやられたものです。見てのとおり大半の葉が枯れて落ちてしまいましたが、なんとか復活しました。ちゃんと実もついてます。

Q:病気を治す方法はありますか?

A:なかなかしつこいですが、
  根気強く殺菌を続けていればなんとか治ります。

・うどん粉病や、その他のカビに類する病気は、菌で増えていくので、なかなか厄介です。家庭にあるもので対処するとなると、食酢や木酢液で殺菌することと、とにかく健康な葉を守ることが大切です。初期段階であれば、食酢や木酢液をしみこませた布で葉の白い粉をふきとるようにすると、効果があります。殺菌剤(農薬)があれば、速効性がありますが、家庭用に手に入れるというのは現実的ではありません。

・時間はかかりますが、古くなった葉、黄色くなった葉は取り除いて風通しをよくし、根気強く対処しましょう。あとは、ミニトマトの力を信じる!


あれから70日。。。

おしえて!?toyomax(ap bank豊増)
2009年07月07日 16:19

監督のtoyomaxです。

更新、ずいぶん不精してしまいました(汗)。

あっという間に70日経過
090707tanzaku.JPG
(↑みなさんにならって、短冊さげてみました。)


いまから3ヶ月ほど前のこと。
…………………………………

モリマサシ 「ミニトマトって、種まいてから、
        どれくらいで実がなるの?

toyomax  「うーん、80日くらいかな。時期にもよりますけど。

モリマサシ 「ってことは…、fesまでに収獲するには?

toyomax  「4月末には種を播かないと。

モリマサシ 「じゃぁ、4月末にみんなで種まきすれば、
        間に合いますよね!

toyomax  「えっ!? 種から!? 苗からじゃなくて? 
        種からはじめるのは、難しいですよー!

モリマサシ 「だからこそ、やってみましょうよ!

…………………………………

そんな感じで、はじまったんです。

090707tanzaku2.JPG
(↑ap bankスタッフ、それぞれ願いごとを書きました)

それから、70日。

経験のない人が、種からはじめるのは、

とても難しかったのですが、

多くの人がなんとか無事に、定植にこぎつけました。

また、早い人はもう、

一段目の実が8個ー10個ほどつきはじめているみたいで、

ほっとしています。

090707tanzaku3.JPG
(↑短冊の紙は、「たべよしくん」打合せの時の裏紙デス)


家庭のベランダや庭先では、日照時間も短かったりして、農家の人が、畑やビニールハウスで作るようには、なかなかうまくできないものですが、なかには農家顔負けの人も。。。


My Little Loverの akkoさん、Bank Bandの四家卯大さん、舞台監督の南谷さん、美術の竹平さん、トランスポートの木島さんのミニトマトはもう、すごくいい状態で、写真を見る度に、「おおぉ!」と驚いてしまいます。

一般参加の方も負けてません。

boo-chun(ぶぅちゅん)さんや、ぱしゅらるさんyumirin☆さん、ゆうるりさんこまっちさんカエルのブリトーさんほか、当初の予想以上に順調に生育している方も、少なくありません。


とはいえ、べつに競争ではないので、

まだまだ花芽を待っている人も、
これから定植しようと思っている人も、

焦らず、ゆっくりマイペースで頑張りましょう!



■最近いただいたご質問から。

  (一応、”おしえて…”のコーナーなんで)

Q:「密植しすぎているのでは?」と、
    友人から指摘をうけたのですが。。。

・blogを見ている友人から、「密植(間隔を詰めて植えること)しすぎでは?」と指摘をうけたのですが、大丈夫でしょうか?

A:大丈夫です。普通よりも密に植えても良い土なのです。
・確かに、この栽培バッグにミニトマト4株を植えている光景を見ると、トマト栽培に詳しい人は、「??」と思うでしょう。普通、ミニトマトは60cmから90cmは間隔をあけて植えます。

・だけど、大丈夫です。この栽培バッグは、普通よりも密に植えてもよいように設計されています。なので、もし周囲の人に指摘をされたら、「普通よりも密に植えても良い土なのです」と答えてあげてください。

・ここが「プロ仕様」たるゆえん。農家がより高い収入を得られるように、普通の栽培方法よりも、約1.5倍多く植えてもよいように作られているそうです。

・農業は、美味しくて、安全なものを、できる限り環境に負荷をかけずに栽培することが求められます。が、効率や単位面積あたりの収獲量も同じくらい重要です。そうした経済性がともなってはじめて、持続可能といえるわけで、狭いバッグにの中で、ぎゅうぎゅうに込み合っているミニトマトたちを見ると、そうした「質と量」のせめぎあいを感じます。


「花芽」を確認しましょう!

おしえて!?toyomax(ap bank豊増)
2009年06月06日 12:37

監督のtoyomax です。

さて、先週からみなさん、
ぼちぼち定植がはじまりました。

おそるおそる栽培バッグの封を切って、
中に入っている土を触ってびっくりされた
人も多いことでしょう。

さて、まだ定植していない人も慌てないで!
定植のタイミング」について、
念のため確認です。

定植は、「花芽」が見えてからで大丈夫ですよー!

花芽が出てきたら、
「花芽」を外側に向けて定植しましょう!
(説明書にも書いていたので大丈夫だとは思いましたが…、念のため)

↓花のつぼみみたいなのが、「花芽」です。
090605haname.jpg

あれっ?
花芽が出る前に定植してしまった!という方はいますか?

…大丈夫です。
ちょっと世話がしにくくなりますが、生育に影響はありません。
安心してください。

念のため、確認でした。


そろそろ…

おしえて!?toyomax(ap bank豊増)
2009年05月27日 17:50

監督の toyomax です。

みんなで一緒に種を播いてから、はや1ヶ月。

もう本葉が5ー6枚、という方、おそらく1週間ー10日後には、
いよいよ「栽培バッグ」に植え替えです。

そう、待ちに待った「定植(ていしょく)」です!

CIMG1086s.JPG

定植の手順は、同封の「説明書」にある程度書いてますので(まだ持ってますよね?)、ここでは、この「栽培バッグ」設置に関する説明を。


1.設置する場所について

水が漏れても大丈夫な場所に置いてください。室内に置く場合は、受け皿を用意!
※苗を定植した後は、しばらくはジャブジャブ水をやります(1日に1リットルー1.5リットル)。バッグの底には、実は小さな穴がいくつもあいていて、底から水がちょろちょろと漏れます。ですので、水が漏れても大丈夫な準備が必要です。

2.接地について

・バッグと、地面との間に隙間ができるようにお願いします。バッグの底には穴があいていますが、地面と密着すると、水が抜けなかったり、通気が悪くなったりします。波板やスノコなどを敷いて、地面から1ー3cmほど隙間ができるようにしてください。


・それでも水はけが悪い時には、キリなどでバッグに穴をあけます。

090527bags.JPG
↑烏龍舎屋上の様子。ホームセンターで売っていた人工芝を敷きました(1枚100円)。ここに小林武史トマトや、OORONG-SHAスタッフのトマトを植えます。※写真はあくまで見本として開けたものです。定植前日まではバッグを開けないで下さい。


…というわけで、
来るべき定植に向けて、今のうちから準備を!


3.プロの農家さんはどうしてるの?

・ちなみに、このバッグを800個ほど並べると…。

↓こんな感じになります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
P1013138.jpg
写真:豊田うま野菜ファームさん


病気の予防

おしえて!?toyomax(ap bank豊増)
2009年05月26日 11:15

こんにちは。toyomaxです。

双葉から本葉がでてきて、
一枚、二枚、と葉が日々増えていくのは本当に楽しみです。

だけど一方で心配なことも。。。

病気と害虫。

ずいぶん暖かくなってきましたし、気候もさまざまなので、
すでに一部の方には被害が出てきてしまいました。

細かい虫や病気の話はともかく、まずは予防策を。

(1)食酢や木酢液を水で薄めて、葉面に吹きかける。
・特に症状が出ていなければ問題ありませんが、それでも
後々が心配だ、という人は予防的に4ー5日に1度吹きか
けておくのも一つの方法です。

・木酢液は、適度に薄めたものが市販されていますので、
そちらを購入する方法もあります。

・また、牛乳を水で薄めたものを吹きかけておくと効果が
あります(ただし、ちょっと匂うようですので、室内で育て
ている人は、要注意かも)。

(2)虫はこまめに払い落す
・ふみばーばさんのblogにも書いてありましたが、一番怖い
のは、虫よりも虫が運んでくる菌です。特にアブラムシは
要注意です。見つけたら、筆やハケでこまめに払い落し
ましょう。

(3)アルミホイルを播く
・土の上に紙吹雪サイズにちぎったアルミホイルをぱらぱら
と播いておくと、虫よけの効果があります。

(4)水を少なめに
・もう、底から浸みるほど水を与える必要はありませんので、
羽虫などが沢山わいてくるようであれば、水を少なめにし
ましょう。土が乾きすぎないように気をつけて。

(5)虫の寄らない場所に避難
・日当たりの良い窓際があれば、室内に避難。

(6)その他
・唐辛子を数日漬け込んだ焼酎を吹きかけておくと、虫や菌
に強くなります。
・同様に、木酢液ににんにくを漬け込んだ液も高い効果があり
ます。苗が大きくなってからも使えるので、今のうちに作って
おくとよいでしょう。

とまぁ、
まずは家庭にあるもので虫・病気対策を頑張りましょう!


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