Eco-report｜エネルギーについて

ap bank fes'07の、ライブエリアのエネルギーは静岡市内の風力発電施設「風電君」で発電された電力を使用します。また、フードエリア、オフィシャルツアーバス、掛川駅〜つま恋間のシャトルバスには、バイオディーゼルを導入していきます。

ヤマハ株式会社は、ap bank fes'07開催をきっかけに、日本自然エネルギー株式会社より「グリーン電力証書システム」を導入し、ヤマハ株式会社が所有するヤマハリゾート「つま恋」での音楽イベントで必要とされる電力などにグリーン電力を活用していくことになりました。グリーン電力の導入によってつま恋では、年間50万kWh、約230トンのCO2削減効果が見込まれています。これによってap bank fes'07のライブエリアのエネルギーは静岡市内（中島浄化センター内）の 風力発電施設「風電君」で発電されたグリーン電力によってまかなわれるものとみなされます。

風力発電とは

風車を使って発電します。風を受けてブレード（羽根の部分）が起こす回転運動を使って発電機を作動されます。世界での普及率はドイツが一番で、日本でも現在、各地で建設が進んでいます。風車は、個人や家庭用の小型風車も発明されていますが、大型で一度に大きな電力を生み出すものを自治体や市民の団体がお金を出し合い共同で建てるケースが増えています。

フードエリアで使用される発電機、オフィシャルツアーバス、掛川駅〜つま恋間で走行するバスの燃料にバイオディーゼルを使用します。

バイオディーゼルとは

バイオディーゼル燃料は、植物性の廃食油、菜種油、ひまわり油、大豆油、コーン油から作ることができる、バイオマスエネルギーです。軽油と同じ扱いができるので、トラックや、発電機など軽油を燃料とする機械に改造なしで使えます。また、バイオマスのエネルギーなので、カーボンニュートラル（植物は成長過程で光合成により吸収した二酸化炭素を発生しているものであり、地球上の循環の中で見ると大気中の二酸化炭素を増加させることにはならないと言われている） の考えにより、二酸化炭素による環境負荷抑制されます。