Band Act
Mr.Children

Mr.Children

つま恋、淡路島、みちのくと、計3ヵ所/7日間にわたる開催となったap bank fes '12 Fund for Japan。
そのすべてのステージで熱演を繰り広げてきたMr.Childrenが、遂に最後の舞台に登る。
午後5時40分、巨大な期待感が渦巻くなか、バンドは気持ちをチューニングするようにジャム・セッション。
そして、いよいよ熱が高まったところで、いきなりの名曲「Tomorrow never knows」へ!
当然のごとく、瞬く間にフィールドは沸騰。
「オーオーッ!」とビッグなコーラスも巻き起こる。
続く「HANABI」では、「もう一回、もう一回!」と切実かつ真摯なボーカルにみちのくが沸き、桜井がステージ左右いっぱいに駆け出して届けた「擬態」で一体感はうなぎ登りに(「みちのく、準備はいい? 聴かせてくれ!」との呼びかけで再び「オーオーオー!」の大合唱!)。
さらに、「新しい曲を演らせてください!マシュマロみたいにふわふわしてて、甘くポップな、『Marshmallow day』!」と、CMソングとしても既におなじみのニュー・ソングも披露。
ミスチルのポップ・サイドが目いっぱいに弾けたナンバーが、フィールドの隅々にカラフルな多幸感を広げる……とにかくめっちゃ楽しい!!

「どうもありがとう、みちのく! 幸せです!」と、最初のブレイクで桜井。
「(場内を見渡して)とってもいい景色です。夏休みの宿題で絵日記を描くようなことがあったら、この景色を描きたいと思います(客席から大きな拍手!)。そんな気分の曲をお届けします――」と、水彩画を描くような柔らかなタッチで「Drawing」を奏で、以降も息を飲むような熱演が続く。
ハイライトと言えるのが、ギアをトップに畳み掛けた終盤のひと幕――「行くよ! みちのく!行くよ!東北!」と桜井がシャウト、鈴木(Dr)が軽快なリズムを繰り出し、田原(G)と中川(B)がステージ両サイドに駆け出して「エソラ」を奏でれば、オーディエンスも喜びを弾けさせるようにジャンプ&クラップ!
そして声を限りに「ロック・ミー・ベイベー」!
もうここにいる誰もがMr.Childrenの一員と言えるような一体感に、桜井も満面の笑みで「すげぇハッピーだよ!」と呼びかけ、さらに「全部出し切ってくれる!? 夏にぴったりの曲をお届けします!」と加速度を上げて「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」炸裂!
すべての哀しみを彼方へと振り切って、ひとり残らず歓喜のど真ん中へと導いたMr.Children。
まさに最後を締めくくるにふさわしい、万感のアクトだった!

M1.Tomorrow never knows
M2.HANABI
M3.擬態
M4.Marshmallow day
M5.声
M6.Drawing
M7.hypnosis
M8.Image
M9.エソラ
M10.シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~

(奥村明裕)