Band Act
andymori

andymori

午後2時45分、依然強い日差しの降り注ぐみちのくに、最終日、最初のバンド・アクトが登場。
“アンディモリ”という名の、小山田壮平(Vo&G)、藤原 寛(B)、岡山健二(Dr)からなる若きロック・バンドは、オープニングの「Sunrise&Sunset」から熱烈にスパート!
オーソドックスな3ピース・スタイルのバンドだけれど、フォーキーな詩情を瑞々しい感性でかき鳴らすエネルギッシュなサウンドは、大げさではなく“マジカル”と言えるほどの輝きを放っていて、初めてandymoriと出会うオーディエンスも瞬く間に魅了する。
大きな舞台にも臆することなく、「やっぱ、来てよかったね!」(小山田)と屈託のない笑顔も見せ、「次はミスチルのカバーをしたいと思います。小学校の頃から大好きな曲です」(小山田)と歌われたのは、シングル「innocent world」のカップリングとしてファンにはおなじみの「my confidence song」。カバーとはいえ、その「my confidence song」は完全にandymoriサウンドとして血肉化されていて、このバンドのポテンシャルをまざまざと感じさせた。
小山田の、どこか気だるくも、筆圧の強い歌声も大きな魅力だ。

何しろ1曲が短いので、「ユートピア」、「FOLLOW ME」、「光」と矢継ぎ早に楽曲を畳み掛けるandymori。
胸を焦がすような焦燥感と弾けるような青春性を両輪として、熱狂の果てへと勢いよく駆け上がっていくのだった。
終盤には、「ここで、すてきなゲストをお招きしたいと思います!」と、昨日出演したくるりのファンファンを交えて、高らかなトランペットのファンファーレと共に「クラブナイト」→「インナージャーニー」とさらにテンション上げて疾走(「♪旅に出よう! 歌いながら!」と盛大なシンガロングも!)。
「最後まで楽しんで帰ってくださいね!」と、ラストに奏でられた「1984」は“アンセム”と呼ぶにふさわしいでっかい包容力でみちのくを包み、とびきりの一体感を生み出したのだった。
すごいぞ、andymori!

M1.Sunrise&Sunset
M2.ベンガルトラとウィスキー
M3.革命
M4.投げKISSをあげるよ
M5.my confidence song
M6.16
M7.ユートピア
M8.FOLLOW ME
M9.光
M10.クラブナイト
M11.インナージャーニー
M12.1984

(奥村明裕)