Band Act
曽我部恵一BAND

曽我部恵一BAND

Band Act、2組目は、曽我部恵一BAND。
「“曽我部恵一BAND”と言います!やります!」という言葉とともに大音量のバンドサウンドが鳴り響き、極上のロックンロールが次々と放たれる。
鋭い疾走感と「キラキラしたいんだ」というラインがひとつになった「キラキラ!」、「晴れたね!最高!」というシャウトにリードされた夏フェスソング「サマーフェスティバル」。
生々しいバンド感とリアルな物語を描き出す歌がストレートに伝わり、体を揺らすオーディエンスが増えていく。
中盤のMCでは、「ap bank fes、今年初めて呼んでもらったんだけど、いいですね!つま恋でも、宮城でもやらせてもらって、今日の夜も弾き語りをやるので、涼みに来てください」とコメント。
つま恋、淡路島、宮城の全箇所に出演するのは、Mr.Children、Bank Band、Salyu、ナオト・インティライミ、曽我部(※つま恋、みちのくはアコースティックライブのみ)。
彼が今年のap bank fesを象徴するミュージシャンのひとりであることはまちがいないだろう。
そして、個人的にもっとも強く心を動かされたのは「満員電車は走る」だった。
希望と絶望、楽しさや悲しさ。
いろんな感情を抱いた人たちが同じ電車に乗って、お互いに会話もないまま、どこかへ連れていかれる――きわめてシリアスな状況を詩的に描き出し、素晴らしいロックンロールへと導いていく。
そんなことが出来るバンドは、本当に稀だと思う。
曽我部恵一BANDはいま、'05年の結成以来もっとも充実した時期を迎えている。
そのことがはっきりと感じられるステージだった。
それにしても曽我部さん、身体がグッと引き締まって、めちゃくちゃカッコ良かった!

M1.ソング・フォー・シェルター
M2.キラキラ!
M3.サマーフェスティバル
M4.月夜のメロディ
M5.魔法のバスに乗って
M6.満員電車は走る
M7.LOVE-SICK

(森朋之)