種まきQ&A
おしえて!?toyomax(ap bank豊増)
2009年04月30日 21:36
toyomax です。
皆さんからいただいた質問とお答えを、一部紹介します。
Q：土（育苗用培土）は余っても大丈夫ですか？
・紙コップに種を播きますが、コップの大きさ的に土が余ります。土が残っても大丈夫ですか？
A：大丈夫ですが、できるだけ使ってあげてください。
・土は余ってしまっても大丈夫です。ただ、やはり土が多い方が丈夫な苗が育ちますので、出来る限りたくさん入るようにしてあげてください。土が沢山余るようであれば、カップが小さすぎる可能性があります。
Q：発泡スチロールの箱に蓋をしても大丈夫ですか？
・今朝の福岡の気温は17℃前後です。昼すぎには20℃くらいになるようですが、種植えした紙コップは発泡スチロールの中に蓋をしておこうと思いますが大丈夫ですか?
A：大丈夫です。とても良いアイデアです！
・発泡スチロールの箱の中に入れて保温するのは、実はプロの農家でもよくやる手法です！とても良いアイデアだと思います（ただし、密閉するとカビが生えることがありますから、少し隙間を空けて換気してください）。
Q：水やりは霧吹きでも大丈夫ですか？
・ジョウロと霧吹き、どちらが水やりに適していますか？ 霧吹きでも大丈夫ですか？
A：霧吹きの方がよいですが、水不足にならないように！
・種を播いたばかりだと、ジョウロの水では土が暴れて不安だと思います。霧吹きの方がよいでしょう。ただし、種の表面が乾かないように、たっぷり目に水をあげてください。「ちょっと多いかな？」くらいがちょうど良いです。カップの下から水が染み出るくらいが最適。
Q：blog投稿に絵文字は使えますか？
・blog投稿に絵文字は使えますか？また、投稿に文字制限はありますか？
A：絵文字は使えません。文字制限はありません。
・残念ながら、携帯電話で使用している絵文字は本blogには使えません（既に投稿いただいているものも、文字化けしていますので掲載できませんでした…）。文字数に制限はありません。
Q：いつも苗から育てていましたが…。
・畑ではいつも苗を買ってきて育てていました。種から育てるのは初めてなのでちょっと緊張しています。
A：はい。家庭菜園などでは苗から育てるのが一般的です。
・プロの農家の方は種からスタートしますが、家庭菜園やガーデニングでは、苗を買ってきてスタートするのが一般的です。実は、種から育てるのはちょっと難しいのです。でも、今回はそうしたことも含めて、「食べるものを作る」を実感できたら、と考えています。不安なことはどしどし質問して下さい。みんなで頑張ってチャレンジしましょう！
Q：なぜ、種を水に浸すのですか？
・種はどうして水に一昼夜、浸すのですか？
A：催芽処理といいます。
・市販で私たちが手に入れることのできる種は、勝手に芽が出ないようにカラカラに乾燥して、「休眠」状態になっています。自分が育つことができない環境で、うっかり芽を出してしまわないために、ですね。
・この種を休眠から覚ます（これを休眠打破という）ための処理として、一昼夜水に浸します。このミニトマトの種も、一定量の水を含むと、芽を覚ますわけです。目を覚ました種は、周囲の環境が自分が育つ環境だと認識すると、芽を出す準備を始めます。
・ミニトマトだけではなく、例えば、お米（稲）の種籾も、休眠打破のために24時間水に浸します。これらの処理を催芽処理といいます。
・ちなみに、休眠打破のきっかけは植物によっていろいろあって、水分で目覚める植物もあれば、日長で目覚めるもの、温度で目覚めるもの、など様々です。自然って、凄いです。
