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ap bank fes'05から1年が経とうとしていますが、こうしている間にもap bankは地道にリアルに融資を中心に活動を続けてきました。
その中で色々学んだことを今年のフェス全体で表現できたらいいな、と考えています。色々な繋がりを、食べることやトークイベントや各ブース、もちろん音楽も含めて集まってくれるみんなと実感できたら最高です。
小林武史
去年、このイベントが終わった後、自分が音楽で表現すべきことのすべてを達成したような気分になって、しばらく放心状態が続いた。この先どんなことがしたいかとか、全く見当もつかず、またそのことに対する焦りさえなく、幸福でいて、アーティストとしては不幸でもある放心状態だった。
音楽が音楽を超えて響き合っていく感じ。個が個を超えて繋がり合っていく感じ。大袈裟に言えばそんなところだろうか。それは去年のつま恋が見せてくれた幻想なのかもしれないけれど、一生をかけて信じ抜いていけるほど、確かなものが僕の胸に残っている。
今年も去年に引き続き、すばらしいアーティストの方々が参加して下さることになった。そして、そのすばらしい曲達をつま恋のステージで演奏する。頭の中で想像しただけで、楽しみとプレッシャーで胸が苦しくなる。
まだリハーサルセッションさえ始まっていないうちからこれでは先が思いやられるけれど、ただひとつ僕の中で決まっていることがある。
“ああずっとそばにいて 忘れられなくしておくれ
君を自慢したいんだ 心ある人に”
MOJOCLUBの「君が降りてきた夏」の中の言葉だ。
去年、僕がつま恋で見付けた想いと、つま恋に足を運んでくれ、ゴミをひとつも残さず会場から帰っていったたくさんの方々への感謝の気持ちを込めて、この歌を歌いたいと思っている。
櫻井和寿
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